葬儀にあたり、「葬儀費用」とあわせて、「火葬料」、「宗教者謝礼」、「香典返し」費用などが必要となります。火葬料に関しましては、その他の費用にてご紹介しておりますので参考にご覧ください。
※実際の料金に関しましては各施設にご確認ください
作法は仏式と基本的に同じですが、通夜のことを「通夜祭」「遷霊祭」、葬儀は「葬場祭」という点が異なります。
また、仏式は「焼香」ですが神式では「玉串奉奠」を行います。
玉串とは榊(さかき)の枝に「四手」という紙片をつけたもので、それを参列者一人一人が供えます。
作法の順番としましては
【1】式場に入る前に参列者は「手水の儀」を行い身を清めます(手水の儀:ひしゃくを取り清水をくみ、左右それぞれの手を清める→左の手のひらで水を受け、その水で口をすすぐ→ひしゃくを立て、柄に残った水を流し清める)。
【2】祭壇に進んだら遺族に一礼をして神職から玉串を受け取ります。
【3】玉串を正面に立てるように持ち、玉串を半回転(時計回り)させて根元が向こう側になるように置きます。
【4】二礼(二回礼をする)→しのび手(音を立てない拍手)で二拍→合掌→一礼します。
【5】数歩下がって遺族と神職に一礼して席へ戻ります。
※地域等などによりお作法に違いがありますので、斎主にお尋ねするのが良いでしょう。
また香典の表書きですが、「御玉串料」や「御神前」「御榊料」などにすると良いでしょう。
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お医者さんに心の準備をしてくださいと言われても、何をどのように準備するのかわからないですよね。 弊社によくある問い合わせは、「金額面」や「どのように進めたらいいのか」などが大半を占めています。 私たちはそういう方々が理解をし、納得していただけるように相談者にご来社いただいたり、自宅などに訪問したりして相談者と直接合ってお話をさせていただいております。 お電話での問い合わせも多いのですが、電話ですとお互いの顔が見えない分、相談者と私たちの意思疎通がスムーズにいかないときがあります。 できるのなら一度ご来社いただき、まずどうしたらいいのかをお尋ねください。 ご納得いただけるまで細やかにご説明を致します。
個性を出せるお葬儀とは、基本的に相談者と担当者の打合せが必要です。
事前に意向を相談しておくのとそうでないのは確実に差が出てきます。
結婚式がいい例だと思います。
二人の思いを何度か相談し形を作っていく。
私たちがお手伝いした事例はいくつかあります。
一番多いのが「好きな音楽をかけてあげたい」「好きな花で囲んであげたい」「家族や友人などと一緒に写した写真や自分の思い出を展示してほしい」などです。
今まで一番個性がでた葬儀は、白木の祭壇を用いず宗教色を無くし、生花で作った花祭壇、BGMは楽器の生演奏、好きなお花での献花スタイル、出棺前に告別式を行った御家族がいました。
それは私たちからの提案と、御家族の意思を尊重した皆様で作ったお式でした。
きっとそれはわがままではなく強い想いです。
私たちは一人一人が持っている想いを形にすることができます。
それぞれその想いは限りなくあると思います。
一度、ご相談してみてはいかがでしょうか?
お悔やみの言葉の事例: 通夜などの場合は、「このたびはご愁傷様です」「心からお悔やみ申し上げます」「急なお知らせでお慰めの言葉がありません。どうぞお力(お気)を落とされませんように…」などと話すと思いが伝わります。 葬儀後に知らせを聞いた場合は、「知らせを受けたのがつい先日のことで、御葬儀に参列できませんでした。お詫び致します」とお伝えすると良いでしょう。手紙などで知らせを聞いたときは、お悔やみの手紙をすぐしたためることをお勧めします。また、電話で連絡する際は先方が時間に余裕がない場合もあるので、気を付けましょう。 言ってはいけない「忌み言葉」には、 ・重ね重ね ・重ねる ・再三 ・くれぐれ ・たびたび ・~もまた ・しばしば などがあります。
ナーチャミーは「翌日の墓参り」のことで、ミジマチは、「墓前周辺の水撒き」のことです。 ある一部の地域でもまだ残っていますが、昔は土葬が主流でした。亡くなったら柩(ひつぎ)に案内をし、お墓の中に入れて何年後かにまた墓を開け、洗骨して壺に納骨していました。 現代のように医学が発達していない頃ですから、仮死状態でお墓に案内をされた後に息を吹き返すこともあったそうです。 その為にお墓に案内をした翌日や三日後にお墓参りをする習慣ができました。 現代の葬儀は火葬が主流で、法律上24時間以降の火葬(法定伝染病等の場合は24時間以内の火葬)となっています。 また医学の進歩によって死亡確認も確かなものになりました。 しかしながらまだその当時の風習が根強く残っており、火葬・葬儀・納骨を終えてその日で続けて「ナーチャミー・ミッチャミー」を行う家庭があります。 各地域により行い方は様々です。
以下のような手続きが必要になります。
・あいさつまわり
あいさつは、なるべく喪主自身が早めに済ませます。
(隣近所、友人、知人、自治会、勤務先など)
遠方の方へは礼状などで済ませるように心掛けます。
・埋葬料、葬祭費の受取
故人が国民健康保険に加入していれば、役所の市民課で葬儀費が給付されます(必要なものは、国民健康保険手帳と印鑑)。
国民年金を受けられている方は、年金手帳も持参します。
※手続きは死亡日より14日以内となっています。
勤務先で、健康保険か労災保険に加入していれば勤務先へお願いします(埋葬料支給)。
・生命保険等の受取
故人が生命保険に加入していれば保険会社に連絡します。
(被保険者名、保険証番号、死因、死亡月日を知らせます)
保険会社から保険金請求書が送られてきたら、必要書類を揃えて提出します。
・領収証の保管
葬儀の費用は相続税の控除対象となります。領収証はすべて保管しましょう。
・医療費控除による還付手続き
多額の医療費がかかった場合は、税金の控除が受けられます。
故人に代わって法定相続人が還付の手続きを取れば、その年に源泉された税金に一部が戻ってきます。
家族全員にかかった医療費をまとめ、保険で補てんされた分差し引いて年間の医療費が10万円以上であれば、医療費の控除が受けられます。
医療控除の還付請求には、原則として領収証が必要ですが、それがなくても医療費を支払ったという事実を証明する資料さえあれば税務署も相談に乗ってくれます。
法事は法要とも呼ばれ、故人を偶び冥福を祈る儀式です。
・初七日と四十九日の法要
葬儀の区切りになる法要で、特に重く見られています。
親戚、親しい友人などを招いて僧侶にお経を上げてもらい、そのあと、一同を茶菓子や精進料理で接待します。
冥土の死者は七日ごとに七回の審判を受けるというところから、審判の終わる四十九日は意味深い法要とされ、盛大に供養を行います。
親戚、友人が集まり、僧侶の読経、焼香のあと、宴席に移ります。
この日をもって、忌明けとされます。仏壇のなかった家も、この日までには新しい仏壇を用意したいものです。
・法要は三十三回忌まで
宗派によって差がありますが、仏式では一般に初七日、三十五日、四十九日、百ヶ日の法要後、一周忌、三、七、十三、十七、二十三、三十三の各回忌と故人の法要を行います。
三十三回忌で一応、死者との縁が切れると考えられています。
特に一周期から、三、七、十三回忌までの法要は欠かすことは出来ません。
・法要に招かれたら
法要は、親戚やごく親しい人が招かれるだけなので、招かれたときには、故人の供養料として、応分の現金を包んで差し出すのが礼儀です。
金額は法要の規模や故人との関係などによりますが、目安は読経のあとの会食と引き出物の代金ぐらいで良いでしょう。
表書きは「御供物料」が一般的、水引は黒白よりも白一色、水色と白などがふさわしいでしょう。
僧侶へのお礼は、葬儀の時の読経料の半分くらいとされています。
法要:仏式
7日 | 初七日 | 2年目 | 三回忌 | 24年目 | 二十五回忌 |
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35日 | 三十五日 | 6年目 | 七回忌 | 26年目 | 二十七回忌 |
49日 | 四十九日 | 12年目 | 十三回忌 | 32年目 | 三十三回忌 |
100日 | 百ヶ日 | 16年目 | 十七回忌 | 36年目 | 三十七回忌 |
1年目 | 一周忌 | 22年目 | 二十三回忌 | 49年目 | 五十回忌 |
法要:神式
100日目 | 百日祭 |
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1年目 | 一年祭 |
2年目 | 三年祭 |
6年目 | 七年祭 |
法要:キリスト教式
召天記念として毎年追悼ミサを行う。
まず死亡が確認されましたら、何時でもかまわないのですぐ葬儀社に連絡してください。
葬儀社が専用車で病院までお迎えにあがります。
その際、故人に着せたいお着物を準備しておいてください。
病院でお着替えをします。
自宅に案内する場合は、仏壇前もしくは仏壇の裏のお部屋へ案内します。
敷布団を準備してください。
地域によって自宅に案内する場所は異なります。
自宅の案内が困難の場合は、葬儀会館など安置施設が利用できます。
知人などへの連絡は、故人と縁が深い方から順に伝えてください。
時間帯が遅い場合は、夜が明けてからがいいでしょう。
大切な方がお亡くなりになった時は、気が動転してしまう方がほとんどです。
不安を取り除くために、葬儀社との事前の相談をお勧めします。